不動産投資と他の投資の比較

投資物件にご興味を持たれる方の多くは既に株式やMUTUAL FUNDSなどといった他の投資のご経験がおありになると思います。全ての投資にはメリットとデメリットがあり不動産投資もその例外ではありません。ここではそれをかい摘んでご説明いたします。

<メリット>
税金控除
一年間5%リターンのCDに40,000ドル預けていたと仮定しましょう。単純計算では$2,000の利益になりますが、実際にはこの利益は課税の対象になりますので、お客様の税金ブラケットが28%であれば、実際に手元に残るのは72%である$1,440という事になります。実に$560を税金として支払わなくてはならない計算になります。これは株などでも同様です。このように利率収入に関しては非常に厳しい税制を導入しているアメリカ政府ですが、投資物件に関しては非常に寛容です。まず投資物件購入にかかった費用(モーゲージのクロージング費用、弁護士費用、エージェントコミッションなど)の全てが控除の対象になります。また、毎月支払うモーゲージの金利部分(最初のうちは支払いの殆どが金利です)、税金、アソシエーション費用、保険、修理代などの全てが控除されます。そして一番注目しなくてはいけないのが減価償却です。一軒家の場合は購入価格の約80%が家とみなされ、それを27.5年で減価償却し、その金額を毎年控除する事ができる事になっています。もちろん個人ごとに詳細は違ってきますので、詳しくは税理士にご相談ください。
アテンション
  株に投資する場合は、経済の動向に対して常にアンテナを張っておかなくてはなりませんが、投資物件の場合はとりあえずテナントさんが決まってしまえば、そういう事はありません。(勿論メンテナンスは必要です)日々の運営という意味では、かなり手の掛からない投資だといえます。
パーソナル・コントロール
  MUTUAL FUNDSなどの場合は、ファンドマネージャーに任せっきりですから自分ではあまり結果をコントロールする事は出来ませんが、投資物件の場合は物件を決めるのも、テナントを決めるのも、レントの額を決めるのも全て投資家である貴方です。
売却の際のキャピタルゲイン
<デメリット>
手間
  メリットの欄でも紹介したように日々の運営という意味では株などと違い常時チェックする必要のない不動産投資ですが、一定のメンテナンスは必要です。それらを全て業者に任せても良いですが、楽な反面、コストがかります。多少は日曜大工的な事が出来る方の方が向いているかも知れません。しかし、この業界には全てのメンテナンスを業者に任せていながらも多くの不動産を成功している方もおられます。つまり、それら全てをコストと考えても充分利益をあげる余裕があるという事です。
売却の容易さ
  株を売り払うのは簡単ですが、不動産を売却するのには多少の時間が掛かります。また、日頃のメンテナンスを怠っていると肝心な時に『売りにくい物件』になっている事がありますので注意が必要です。
投資額が多い
  確かに1000ドルでもはじめられるMUTUAL FUNDSなどに比べて頭金に購入額の20〜25%を求められる不動産投資は誰にでも出来る投資ではありません。しかし実際には色々とクリエイティブな方法が存在し、状況によっては頭金0%でも投資する事が可能です。
<総評>
  デメリットをご覧になってもお分かりになると思いますが、不動産投資は決して「誰でも成功する」ものではありません。メンテナンスを怠けたり、テナントさんの要望に応えられないと成功するものもうまくいきません。しかし、その反面、やる気のある人なら成功しやすい投資だとも言えます。我々は長年の経験から不動産投資は他に類を見ないほどのローリクス・ハイリターンな投資だと考えております。メリットとデメリットを十分に考慮した上で、不動産投資をお考えの際は是非、弊社にご相談下さい。

 

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