契約を交わす際には、セキュリティー・ディポジット(保証金)を家主に支払わなくてはなりません。このセキュリティー・ディポジットは、入居時と同じ状態で返却することで全額返済されるものですが、当然ながらテナントの責任で損傷を出してしまった場合は、そこから修理代を差し引かれてしまいますので、そうならないように普段からの心がけが大切です。
以下に、それ以外の使用上の注意点をご紹介します。
テナント保険について
最近では殆どの大家さんがテナントに対して、『テナント保険』への加入を要求しています。テナント保険でカバーされる内容には次のようなものがあります。
クレジットヒストリー(信用証明)について
日本から来たばかりの方にとって一番問題になるのがクレジット・ヒストリーかも知れません。クレジット・ヒストリーとは信用証明の事で、アメリカではソーシャルセキュリティー番号を持つ全ての人が持っています。しかし、アメリカに来てソーシャルセキュリティー番号を取ったばかりの人は例え銀行に大金が貯金されていようとも、役職が社長であってもクレジットヒストリーがありません。一年もアメリカに住んでいると勝手にヒストリーが蓄積されていくのですが、最初のうちはこれがないとクレジットカードがつくれなかったり、車のローンが組めなかったりします。不動産業界でもクレジットヒストリーは大切な要素の一つとなっており、人種や宗教による差別は不法ですが、クレジットヒストリーを基準にテナントを選ぶ事が法的に認められています。
身元証明だけでは首を縦に振ってくれない大家さんも少なからずいますので、可能であれば会社によるレント保証証明が望ましいです。どちらのフォームも
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